記事抜粋
30代・40代はそういう意味では「家族の価値」についてのロストジェネレーション世代で、
進歩思考ですから、自分の思い通りにならない結婚を進んでしたいと思うかは疑問です。
50代・60代前半は「新しい価値」を愛でた世代で、
家庭は抑圧の温床とばかりに、周りの”結婚して出産しなさい”という声に反発してきましたからね(笑)
子どもたちにもえらそうにはいえないわけでしょう。
きっと結婚が推奨された背景には”しのごの言わずに男と女がともに暮らすことは大切だ”という考え方があったのだと思いますよ。
若いうちはいいですが、50代くらいになってひとりもので、
自分の老いや死を受け止めていくのは困難でとても苦しい。だから昔は一人で生きていく、
というのは、修道女などの一部の強固な意志を持った人でないとできない苦行だったのではないでしょうか。
今の独身の人たちがそれぞれの“老い”をどう受け止めていくのかは大きな課題になると思います。
今のように独身者が増えると、一人で老いる人も増えるのは歴然。
しかもそういう人たちは、それまでなんでも思い通りになるように生きてきたわけでしょうから、
どうにもならない”病気”や”老い”とどう折り合いをつけていくことができるのか、
なかなか難しいのではないでしょうか。